「丹波の森国際音楽祭シューベルティアーデたんば」は、1995年に畑音楽監督を中心として地元丹波地域に音楽を根付かせるために各地域で様々なコンサートを開始して以来、今年、2024年に30周年を迎えることとなります。その間、地元の皆様をはじめとしてご支援いただいている皆様には、多大なるご理解とご協力を賜りましたことに厚く感謝申し上げます。
今年は、記念すべき30周年を祝いつつ、これまでの30年を振り返り、たんばから世界に向けて皆様とともに歩み続ける「丹波の森国際音楽祭シューベルティアーデたんば」を目指して取り組みを継続してまいります。今後とも皆様のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2024年度のフランツ
畑 儀文(音楽監督 テノール)
Yoshifumi Hata
兵庫県丹波篠山市出身。大阪音楽大学大学院修了。
1979年、小林道夫氏の伴奏による初リサイタルを行う。以後、テノール・ソリストとして、ペーター・ダム(ホルン)、ユリウス・ベルガー(チェロ)との共演、イェルク・デームス、ロジャー・ヴィニョールズ、小林道夫の伴奏による数多くのリサイタル等、大きな成果を収めた。
91年蘭アムステルダムの高名なバロック歌手M.v.エグモントのもとで研鑽を積む。以後オランダ各地で毎年受難週には福音史家として招かれ、また独ライプツィヒ・ニコライ教会においてJ.S.Bachの作品のソロを務めた。93年〜99年3月にかけて、シューベルト歌曲全曲演奏を成し遂げ国内外で話題を集めた。
日本コロンビアから5種類、(株)エールから2種類のCDをリリースし、その天性の歌声はジャンルを問わず、心に響く感動を呼び注目を集めている。
2024年5月Eckelshausener Musiktage(ドイツ)、8月Sommerkonzert (ウイーン・リヒテンタール教会)で歌曲集「美しき水車屋の娘」を弾き歌う。
「大阪文化祭賞」「咲くやこの花賞」「坂井時忠音楽賞」「兵庫県文化賞」等多数の賞を受賞。丹波の森国際音楽祭シューベルティアーデたんば音楽監督
2024年度 ポスター
『シューベルティアーデたんば』は、1995年に始まり、毎年秋に開催されている国際音楽祭です。「シューベルティアーデ」とは、シューベルトが仲の良い友だちを呼んで自宅のサロンで開催したコンサートの意味です。テノール歌手の畑儀文が中心となり、地元住民及び地元出身者主体の実行委員会が企画運営を行い、丹波地域の各地で大小様々なクラシックコンサートを行っています。